× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 こんばんは。五回目を迎えました。張り切っていきましょう。
ジョージです。今日は、『売切』。
『売切』
田村祐樹 / 2006 / 03:38 / 日本
恋人との待ち合わせ場所に急いで駆けつける男。恋人の姿はまだなく、ベンチにすわり待っていると目の前でカップルが喧嘩して別れてしまう。泣き止まない女を男が慰めていると、そこへ怒りに震えた恋人がやってきてしまう。 札幌で活躍している田村監督の実写作品!
『売切』の上映時間は約3分半。こういった短編映画の中でもさらに短い部類に入る作品は、映像の美しさで魅せること、もしくは独創的なアイデアで勝負することが重要であると個人的には思っています。 この作品はどっちかというとアイデア型。その奇抜なアイデアを紹介してしまっては楽しみが減ってしまうので、ここでは控えます。ただ、キーワードはタイトルにある売切、とだけ書いておきましょう。
あんまり作品内容の話をすると作品より長くなってしまいそうなので、このくらいに。田村監督からお聞きしたちょっとだけ面白いエピソードを紹介しておきます。
「『売切』撮影の前夜に主演の女優さんが来れなくなり、急遽エキストラの人をその役にしました!」
田村監督は1985年生まれ。今年札幌の専門学校を卒業されました。
札幌国際短編映画祭のときにお会いしましたが、そのときは審査員として来札していたマイケル・アリアス氏と一緒に記念撮影をしていてとっても嬉しそうでした。 年が僕たちとそれほど変わらないということもあり、なんとなく親近感を感じます。
ちなみに、『売切』には監督ご本人も出演しています。非常に親近感を感じる役で。多分ご覧になれば「あぁ、この人か!」ってお分かりになるはず。要チェックです。
今年の札幌国際短編映画祭にも『LIFE』という作品で参加しています。『LIFE』は国内作品コンペティション部門で上映されたアニメーション作品。『売切』とはかなり雰囲気の違う、人類の一生を描いたような哲学的示唆を含んだ作品となっています。
『売切』は観客を楽しませるアイデアが短い上映時間の中に詰め込まれた短編映画らしい短編映画です。是非ご覧になってそのアイデアを見つけてみてください。
『売切』は短編作品No.001中で上映されます。
短編作品No.001 上映時間 10月26日 10:00 ~ 11:40
10月27日 17:10 ~ 18:50
10月28日 11:45 ~ 13:25
次回は、坂元友介監督の『在来線の座席の下に住む男』、『蒲公英の姉』の豪華二本立てでお送りします。 PR |
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