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ラッキーセブンの七回目。張り切っていきましょう。
 
こんばんは。ジョージです。今日は、『十七個の空間と一匹のウジ虫で構成された作品』。

f3b98913.jpeg


 
『十七個の空間と一匹のウジ虫で構成された作品』  
 
平林 勇/ 2007 / 14:00 /日本
 
 

「昨日、ウジ虫になりました。」 
 ある男は、手術の失敗で死んだ翌日自分がウジ虫になっていることに気づく。ウジ虫の姿になった男の胸中に渦巻くものとは。
イメージフォーラムフェスティバル2007 で全国各地にて上映。
 
 

 
  パンフレットに間違いがありました。パンフレットでは、『十七個の空間と一匹のウジ虫で構成された空間』と表記されていますが、正しくは『十七個の空間と一匹のウジ虫で構成された作品』です。申し訳ありませんでした。


 
 札幌では、北海道立近代美術館で開催されていたイメージフォーラムフェスティバル2007で上映された作品です。同時期にはダリ展が開催されていました。この僕も、ダリ展を見るために行った道立近代美術館でこの作品に出会ったわけです。
イメージフォーラムフェスティバルは日本で最大規模の実験映像を対象とした映画祭で、2007年は全国7都市で開催されていました。札幌開催中に他の作品も30本くらい見ましたが、難解なアート的な作品ばかりでした。
 
この作品もジャンルで言えば実験映像。主演がウジ虫ですから当然そうでしょう。ですがストーリーは特に難解ということはなく、ある意味では分かりやすい作品です。表面的にはとっつきづらいかもしれませんが。
 
 『十七個の空間と一匹のウジ虫で構成された作品』とタイトルにもある通り、登場するのは一匹のウジ虫、正確に言えば死後ウジ虫の姿なってしまった男だけ。その男の心模様が味のあるナレーションで語られていきます。 
 
 
 
 平林勇監督は現在CMディレクターとして活躍する傍ら短編映画も製作しています。短編映画は「趣味で」製作していらっしゃるようですが、どの作品も世界各国の短編映画祭などで高い評価を受けています。
特に2006年の『ドロン』は韓国、スペイン、カナダの短編映画祭でグランプリを獲得しています。
 
 
この作品の八割はウジ虫がうじうじ這っている映像なので、受け付けない方がいるかもしれません。しかしウジ虫もずっと見ていればなんだか可愛く見えてくる、そんな気がします。
 
 
 
 
『十七個の空間と一匹のウジ虫で構成された作品』は短編作品No.002中で上映されます。
 
短編作品No.002 上映時間                 1026日 16:50 ~ 18:30
                                                         1027日 09:30 ~ 11:10
                                                         1028日 18:45 ~ 20:25    
 
 
 次回は、新海岳人監督『山と人』の紹介です。自然と人間の関係について、笑いながらも考えさせられる作品です。
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