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こんばんは。もう4回目ですね。張り切っていきましょう。
 
ジョージです。今回は、『カオス・セオリー』。



CHAOS_THEORY_kissing_300DPI.jpg


『カオス・セオリー』

Suny Behar / 2004 / 30:00 / アメリカ







 不運続きの男がいた。ある気象学者は、彼の不運をある因果関係によるものだと説明し、彼の不運の連鎖を断ち切ろうとする。そんな中、その不運続きの男がひとりの女性に恋をした。果たして、男の恋は成就するのか!?
第一回札幌国際映画祭で大いに会場を沸かせたカリフォルニア発・ラブコメディ。



 
Chaos Theory, to me, epitomizes what short filmmaking can, and should, acheive. It tells the story of a bumbler named Thor, hilariously portrayed by Donovan Oakleaf, who - through a series of fateful coincidences - becomes involved with Lisa, played beautifully by Alexandra Thum. His goofball nature draws her in despite the warning of her discerning friend. Inventive storytelling, solid direction and inspired performances set this film apart and make this 30 minute piece feel like a 10 minute film with the depth of a feature

--Short Success
 A solid set of shorts By Scott Addison Clay--
 
Working in the industry as a producer/director for over 35 years I have seen many new faces fresh out of film school try their hand at professional storytelling and rarely does anyone come up to the task like Suny Behar. His film Chaos Theory is a superb thought provoking and entertaining short that by no means looks like or feels like a student film”…

--Myrl A. Schreibman, Author -
The Indie Producers Handbook Creative Producing from A to Z--


               (いずれも『カオス・セオリー』の公式ホームページより。)
 
 

日本語にうまく訳せる自信がないのでそのまま載せましたが、上の英文は、『カオス・セオリー』に寄せられたレビューの一部です。たぶん「短編映画の範疇でできること、また達成すべきことの縮図を示している」とか「全く学生映画とは思えないほど極上の、示唆に富んだ、それでいて愉快な短編映画」とか惜しげもない賛辞が送られているのだと思います。
 
 監督のSuny BeharさんはUCLA(!)の学生だったときにこの映画を製作したそうです。上のレビューにもありましたが、僕も全く学生映画とは思えませんでした。ハリウッドで製作されたロビン・ウィリアムスとかジャック・ブラックが出てくるようなコメディ映画と比べても遜色ありません。それほどに完成度が高く、文句なしに面白い。さすが、ハリウッドのお膝元UCLAの学生。ただ感服するばかりです。
上映時間も短編映画としてはかなり長い30分。鑑賞後はしっかり思い出し笑いが出来ます。
 
 
 タイトルのカオス・セオリーとは、どうやら物理学とか数学的な理論らしい。公式ホームページでは「ブラジルで舞う一匹の蝶の羽ばたきが、テキサスにトルネードを引き起こす」と表現されています。なんか難しそうなのでこれ以上の深入りは控えさせていただきます。

 
 『カオス・セオリー』は昨年の札幌国際短編映画祭で上映されました。このときは惜しくも賞を逃しましたが、本国アメリカでは、Student Emmy賞(学生エミー賞)をはじめ数多くの賞を獲得、また中国や日本の映画祭においても上映されました。
 

 コメディ映画には目のない方、またカオス・セオリーに囚われた男の行く末を見届けたい方のご来場をお待ちしています。


 

『カオス・セオリー』は短編作品No.001中で上映されます。
 
 短編作品No.001 上映時間            10月26日 10:00 ~ 11:40
                                    10月27日 17:10 ~ 18:50
                                     10月28日 11:45 ~ 13:25
 
 
次回は、田村祐樹監督の『売切』の紹介です。今年の札幌国際短編映画祭にも参加した札幌で活躍する田村監督によるノンダイアログ・コメディ。
 
 
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